
一般社団法人イノセントでは、現在、家族の最小単位である夫婦にフォーカスを当て夫婦再生の問題に取り組んでいます。
コロナ禍の中で夫婦の危機が顕在化しています。「コロナ離婚」さらには、殺人まで発展という最悪のケースも耳にします。
DVやモラルハラスメントなど最悪なケースだとしても私たちイノセントでは「離婚」だけが選択肢だとは考えません。DV加害者の多くが親などから虐待を受けてきた被害者だったケースは少なくありません。その問題にメスを入れない限り事態は好転していきません。私たちイノセントは「困った人は困っている人」という考えで活動しています。
心のケアだけでなく、夫婦の危機の背景にある経済的自立や経済的な不安に関する問題、子育ての問題、親の問題、メンタルヘルス以外の問題も含めトータルにわたってあなたのサポートをすることにより夫婦再生の手助けをしていきます。
パートナーを愛していますか
あなたはパートナーを好きですか、愛していますか。あなたが考える愛とはどんな形でしょうか。
どれほど失いたくないか、どれほど大切か、どれほどかけがえのない対象か。愛とはシンプルにそれだけです。
自分の心は、周囲の反応で決まるものじゃありません。自分の心は誰もが自分だけの世界です。その心の世界から失いたくない。自分にとってかけがえのない上質な存在かが
好き 愛です
誰かを好きとは、誰かの心の中に存在するものを共有できるかで、人と人は交わります。全てが交わるわけではありません。重なる部分が有れば良い。同時に重ならない部分は否定せずそっとしておく。それが好きだということです。違う人間同士が100%重なることはありません。
好きとは心で感じ、行動することで
好きとは相手を好きで居続け大切にし続けるから好きでいてもらえます。大切にしてもらえます。
かけがいがなければ大切に愛し合いながら生きていけます。掛け買いがないかです。他に代わりのない存在で、自分にとって無くてはならない存在かです。誰しも自分にとって無くてはならない存在、それが好きです。そう感じるか存在かどうかです。考えるではなく感じるです。
かけがいのない存在を失うのはとてつもない痛みを感じます。だから失わないように大切にできるのです。
人生は誰しも有限です。どう生きるかは、自分で決めて、自分で選び、自分で道を切り開いて生きていきます。誰にも立ち入ることはできません。関わりたいか、失いたくないか、どうしたいかはあなたが決めるものです。
パートナーと巡り会った時の気持ちを思い出してください。好きになった時の気持ちを思い出してください。純粋に好きという気持ちだけだったのではないでしょうか。自分の本音に向き合ってみてください。イノセントは応援します。幸せ夫婦に。イノセントでは、現在「幸せ夫婦の作り方」として2つのコースを用意しています。
私はこれまでの人生でずっと「私は愛されない人間なんだ」と思ってきたの。でも私の人生にはそれよりもっと悪いことがあったと、初めて気がついたの。私自身、心から人を愛そうとしなかったのよ。
マリリン・モンロー
幸せになるための愛の学校

「愛されるのではなく愛すること」
これは心理学者で世界的なベストセラーとなった「愛するということ」の著者エーリッヒ·フロムが、その著書で言っていることです。フロムにとって愛において重要なのは、「愛される」のではなく「愛する」ということです。
それは互いに自立した男女が結ばれる愛のことであり、互いに自立できない男女が依存しあう愛ではありません。
自立した男女はお互いが能動的に「愛する」ことによって結ばれますが、それに対して依存しあう男女は「愛する」のではなく、ただ受動的に「愛される」ことを望んでいるだけなのです。
恋人や夫婦間でケンカや対立が起こった時、互いが自立した者同士なら、それは対立と和解(総合)をへて、互いに関してより豊かな知識を得、結びつきがより強くなります。
しかし、互いが自立できない男女同士の場合、その対立は依存関係の崩壊による自己同一性の危機を意味し、破局や病的な攻撃的対立に向かいます。
フロムはまた、愛とは感情ではなく、愛すると言う技術であると言っています。それには、知識と努力が必要であるとも言っています。つまり頭で理解し行動·実践していくといういたってシンプルなことです。
フロム曰く、愛するとは「自分自身を、能動的に与える行為」だといいます。ここでいう自分自身とは、自分の中に息づいているモノ、例えば「自分の喜び、興味、理解、知識、技術、ユーモア」のことを指します。
それらを能動的に、つまり「自らの意思で、他者に与える行為」のことを指します。一方的に自分の話をしたり、相手のことを考えずにお節介を焼くことが、
イコール、愛の行為ではありません。そこには、
配慮 他人の命と成長を積極的に気にかけること 「愛とは、愛する者の生命と成長を積極的に気にかけることである。この積極的な配慮のないところに愛はない。愛の本質は、何かのために「働く」こと、「何かを育てる」ことにある。愛と労働は分かちがたいものである。」
責任 他人の要求に応じることや、応じる用意があるということ「責任とは他の人間が何かを求めてきたときの私の対応である。「責任がある」ということは、他人の要求に応じられる、応じる用意がある、という意味である。愛する心をもつ人は求めに応じる。おとなどうしの愛の場合は、相手の精神的な求めに応じることである。」
尊重 相手のありのままの姿を見て、その人が唯一無二の存在であることを知る能力のこと「尊敬とは人間のありままの姿をみて、その人が唯一無二の存在であることを知る能力のことである。自分が独立していなければ人を尊敬することはできない。自由であってはじめて人を尊敬できる。「愛は自由の子」であり、けっして支配の子ではない。」
理解 自分自身の関心を通り越して、相手の立場に立ってその人を見れる能力のこと
「人を尊敬するにはその人のことを知らなければならない。自分自身にたいする関心を超越して、相手の立場にたってその人を見ることができたときにはじめて、その人を知ることができる。」
の4つの要素が必要です。
この4つの要素が欠けていると、自分が愛の行為をしていると思っていても、有難迷惑やおせっかいになってしまいます。相手不在の自分の価値観の押売です。
愛について学ぶことはないと考える第一の理由は、たいていの人は愛の問題を、「愛する能力」の問題ではなく、「愛される」という問題として捉えているからだ。
つまり人びとにとって重要なのは、どうすれば愛されるか、どうすれば愛される人間になれるかということなのだ。愛の失敗を克服するただ一つの方法は、愛の意味を学ぶこと、その第一歩は、生きることが技術であるのと同じく、愛は技術であるということを知ることである。愛の技術を習得するには、理論に精通し、その習練に励み、その技術を習得することが究極の関心事にならなければならない。
エーリッヒ·フロム
パートナーとの関係を良好に保つためにはどうしたら良いでしょうか。心理学の世界で有名なゲシュタルト療法の創始者フレデリック・S・パールズの「ゲシュタルトの祈り」と「ゲシュタルトの祈り」を受けて、その弟子のウォルター・タブスが書いた「パールを超えて」の2つの詩を紹介します。あなたの参考になると思います。
私は私のために生きる。あなたはあなたのために生きる。
フレデリック・S・パールズ
私は何もあなたの期待に沿うためにこの世に生きているわけじゃない。
そして、あなたも私の期待に沿うためにこの世にいるわけじゃない。
私は私。あなたはあなた。
でも、偶然が私たちを出会わせるなら、それは素敵なことだ。
たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ
この「ゲシュタルトの祈り」は、パールズが創設したゲシュタルト療法の思想を盛り込んだ詩で、彼はワークショップでこの詩を読み上げることを好んだという。
私は私のことをする。
ウォルター・タブス
あなたはあなたのことをする。
もしそれだけならば、お互いの絆も、私たち自身も失うことになる。
私がこの世に存在するのは、あなたの期待に応えるためではない
しかし、私がこの世に存在するのは、あなたが、かけがえのない存在であることを認めるためであり、そして、私も、あなたから、かけがえのない存在だと認めてもらうためである。
お互いの心が触れ合った時に初めて、私たちは本当の自分になれる
私たちの心の触れ合いが失われてしまえば、私たちは自分を完全に見失ってしまう
私とあなたの出会いは偶然ではない
積極的に求めるからあなたと出会い、心が触れ合う
心の触れ合いは、成り行き任せではない、自分から求めて行ったところにある
全ての始まりは私に委ねられていて、そして一人では完結しない
本当のことは全て、私とあなたとの触れ合いの中にあるものだから
パールズがゲシュタルトの祈りで伝えたかったこととは、過去や他人に焦点を当て考えるのではなく、いま自分が何をしているか、したいかに焦点を当て考える事が自分の欲求を満たすために必要だと言っているんです。
現代では様々な人間関係の中で生活するため、つい他人と比較したり、他人に影響されたり、自分を見失ってしまう場面も少なくありません。他人は他人、自分は自分と割り切って考える事ができると気づいた時、あなたの世界は開かれ今よりも美しくなるという考え方です。
幸せになるための愛の学校は、愛されたいと思っていても愛されていないと感じている人や愛することがわからないという人のために、あなた自身の幸せを掴むためのプライベートレッスンです。
対 象 夫婦関係に悩んでいる方。もっと幸せになりたい方、恋愛関係にある方、婚活している方など愛することに興味があればどなたでも構いません。
料 金 50,000円(全5回)、カウンセリング付き
幸せ夫婦塾(パートナーシップマスター養成講座)

昨今 『 コロナ離婚 』が話題になっています。コロナが原因というよりも、コロナ危機がきっかけで夫婦関係の溝が顕在化したのです。
『 夫婦は最小のコミュニティ』
もし、このコミュニティを今よりももっと大切にしていけたなら私たちの未来はどれくらい明るい未来が待っていることでしょう。
あなたにとって『 理想の夫婦』とはどんな形でしょうか。いつも仲が良く笑いが絶えない、そんな温かい家庭を多くの方が夢みていたことでしょう。
夫婦関係は千差万別です。幸せと感じることも、一人一人違ってきます。
想像してみてください。もしも諦めかけていた、お一人お一人の幸せの形が重なり合うことが可能になるとしたら。
『 今の苦しみは手放せる」のです。
喧嘩ばかりしているような関係、いがみ合うような関係
幸せになる鍵は、実はそんな 苦しい関係の中にこそ隠れているのです。
「夫婦は一番身近な他人」
赤の他人が出会って結婚に至ります。大切な人と出会えて築いた関係も、居るのが当たり前のようになったしまうと、その関係さえあっという間に破局へと向かってしまいます。
破局へ向かうのではなく『 幸せ』になるための 『 未来 』はもう、諦めなくていいんです。
離婚、不倫、セックスレス、DV、モラルハラスメント常に夫婦関係の危機は隣り合わせです。
未来のあなたが、過去を振り返って
『 この人と出会えて幸せだった 』
と思えるように「幸せ夫婦塾』はこうした危機から脱出する方法を学び伝えていく講座です。
(現在準備中)